卵管閉塞とは
卵管閉塞とは、卵管(卵子が子宮へ移動する通り道)が何らかの原因で詰まったり、狭くなったりしている状態です。不妊症の原因の約25〜35%を占めるとされています。
卵管造影検査で「卵管が詰まっている」と言われた場合、多くの方が「体外受精しかないのか」と不安に感じるかもしれません。しかし、実はもうひとつの選択肢があります。
卵管形成術(FT)という選択肢
卵管形成術(FT: Fallopian Tube catheterization)は、詰まった卵管をカテーテル(細い管)で広げる手術です。
FTの大きな特長は以下の通りです。
- 保険適用:経済的な負担を抑えられます
- 日帰り手術:入院は不要です
- 約30分:短時間で完了します
- 自然妊娠の可能性:卵管が開通すれば、タイミング法や人工授精での妊娠を目指せます
体外受精とFTの違い
体外受精は卵管を使わずに受精させる方法であり、確実性は高い一方で、身体的・経済的な負担が大きくなります。一方、FTは卵管そのものを治療するため、成功すれば自然妊娠の道が開けます。
どちらが適しているかは、卵管閉塞の程度、年齢、その他の不妊因子によって異なります。専門医と相談し、ご自身に合った治療法を選ぶことが大切です。
当院での対応
当院では、卵管造影検査から卵管形成術(FT)まで、同じ医師が一貫して対応いたします。麻酔科認定医でもある院長が、痛みに配慮した検査・手術を行います。
「卵管が詰まっている」と言われた方、体外受精にステップアップする前にFTという選択肢があるかもしれません。まずはお気軽にご相談ください。