卵管造影検査とは
子宮卵管造影検査(HSG)は、子宮に造影剤を注入し、X線撮影で卵管の通過性を確認する検査です。不妊治療の基本検査として広く行われており、卵管の閉塞や狭窄を診断する重要な検査です。
痛みを感じる理由
卵管造影検査は「痛い」というイメージがある検査です。痛みの主な原因は、造影剤を子宮内に注入する際の圧力です。特に卵管が詰まっている場合、造影剤が流れにくくなるため、圧力による痛みを感じやすくなります。
ただし、痛みの程度には個人差があります。「想像より痛くなかった」という方も多くいらっしゃいます。
当院での痛みへの配慮
当院の院長は麻酔科認定医の資格を持つ産婦人科専門医です。痛みのメカニズムを熟知した上で、以下の工夫を行っています。
- 検査前の十分なご説明(不安を軽減することが痛み軽減の第一歩です)
- 鎮痛剤の事前投与
- 丁寧でゆっくりとした造影剤の注入
- 検査中の声かけによるリラックスの促進
検査でわかること
卵管造影検査では、卵管の通過性だけでなく、子宮の形態異常(中隔子宮など)も確認できます。また、検査後に卵管の通りがよくなり、自然妊娠しやすくなるという報告もあります。
当院での対応
検査で卵管閉塞が見つかった場合、当院では卵管形成術(FT)も実施できるため、転院することなく治療まで進めることができます。痛みが不安で検査を先延ばしにされている方も、お気軽にご相談ください。